雑文

毛痛い小説

タケルとあたしは幼なじみ。今日もあたしはタケルの家で二人っきりで遊ぶの。 「タケル!ズボン脱いで!」 「な、なんだよ。俺を襲う気か?」 「いいから脱いで!早く!」 「わかったよ。脱げばいいんだろ…」 タケルのゴツゴツした足には脛毛が沢山生えてい…

ケータイ小説

俺はホストのシン。隣にいるのは恋人のアユ。 パァン。という銃声。 アユはピンクと灰色の脳しょうを撒き散らして死んでいた。俺はその脳しょうを舐めた。 「おいしいね、アユちゃんのは。」

ケータイ小説

夏が終わりかけた夜、扇風機で暑さを誤魔化している僕の前にそれは突如として現われた。死神という奴だろうか。そいつは現代っ子の代表である僕の貧弱なイマジネーションを具現化したような姿だった。アイボリーのガイコツがRPGの魔法使いが着るようなローブ…

というのは全部僕の妄想で、姉はあられもない縞パン姿を晒していた。 「姉さん、朝ですよ。起きないとまた大学に遅刻してしまいますよ。」 僕はあられもない姉の惨殺現場の妄想に心酔していたのを意識半ば、さっき用意したフライパンとお玉で念願のカンカン…

笑顔で姉の部屋の扉を蹴り開けると、部屋は赤く染まっていた。 姉は徹底的に殺されていた。 姉は圧倒的に殺されていた。 頭蓋は砕かれて脳漿が辺りに飛散、頭部は下顎だけが残り、片方の眼球が転がり長く伸びた下の上に丁寧に乗せられていた。胴体は脊髄が綺…

朝はハチミツトーストに限る。糖に脳分が、ゆくのです。そうすれば、よくなります。パンをオーブントースター(残念ながら飛び出さない)に二枚入れて洗面所へ、顔を洗う。朝はハチミツトーストに限る。脳に糖分が補給されて迅速な思考能力を養うことが可能…

海のものとも山のものとも知れない巨大なオムレツに全身を飲まれて恐怖の中窒息死する夢を見たって言ったらあの娘どんな顔するだろう。嘘だと言ってよハニー。悪い夢さ、愉快で少しだけタチの悪い。 寝汗のナイアガラフォール。目覚めの悪い朝から始まる。深…

でさ、その王妃は「靴の踵が気に入らない」「ドレスのフリルが気に入らない」って一つずつ家来に気に入らないことを言って新しいのと取り替えさせるわけ、それで最後に「自分の心が気に入らない」って。

もう一つが音響的な側面。これは静の音楽は全て音響的に弱音である、という話。全体の音量の小ささ、音量の上下の滑らかさ、リバーブの残響音、アタック音などの不快感を得る高音域の排他、あと何だ。眠い。寝る。

印象派やボサノヴァやAORというのは音楽理論(バークリー)的に見た場合、テンションコードや無調転調などの不協和音要素が多く含まれ、むしろ通常の調性音楽よりも耳障りな不協和音は多く含まれているはずである。しかしテンションコードの不協和要素を含ん…

どうもBrian Enoのアンビエントに出会った辺りから「静の音楽」というものに強く惹かれて止まない。イージーリスニング、エレベーターミュージック、ラウンジ、ボサノヴァ、アンビエント、ダブ、印象派、環境音楽、ムード音楽、etc... それぞれ音楽性は様々…