豚の飯

幾等かの部員達とカウンターの椅子へオセロのように並ぶ、座る。白白白。店員は我々から明朝印刷の紙切れの半分を奪い取り「くいっくめにゅーはいりまーす」と奇怪な叫びをキッチンへ。あたふたしながら店員は油膜のついていそうな水の入ったコップを寄越す。次に底が広く浅い椀に味噌汁。水を飲み豚の飯を待つ。
運ばれてくる豚の飯。汚らしい粒粒紋様の丼に入って。俺はおろしぽん酢ドレッシンを豚の飯にかけ、中国製の箸を割り、かきこむ。豚の飯は俺のいい加減な味覚と胃袋を満たした。経験値とカロリーを獲得。ありやとやしたー。