ニーノ・ロータと芥川也寸志が好きな話

ニーノ・ロータ芥川也寸志のセンスにはとても憧れる。退廃的な甘さ、エロさがある。
芥川也寸志はロシアのクラシックからの影響が大きくて、そこに本人のメロディセンスが加わったのだろうなーぐらいに感じられるのだが、ニーノ・ロータはどこから出てきたのか全くわからん。もしくは僕はイタリアの音楽に詳しくない。
適当に検索してみるとマリピエロ、ピッツェッティなどの名前が影響に出てきたものの生憎よく知らない。
やはりイタリアの朗々と歌い上げるメロディがクラシックの和声や対位法に裏打ちされて練り上げられたんだろうなぁ、ぐらいのことしかいえない。ストラヴィンスキーと学友だったらしいが共通点など見出せない。
あとは映画音楽の時は軽音楽をなんでもサラッと導入してしまうあたりだろうけども。


メロディセンスがいいんだよなぁー。半音でずり下がる旋律の甘ったるさ。それをこんなに強く持ってる作曲家そうそういない。やはり第一にメロディメイカーなのだろう。そこに尽きる。ルーツがどうのとかいう話じゃありませんでした。おしまい。