sugar sweet nightmare


頭サビKey:C#mから始まるけど最後の「もとーへー」でC#sus4からC#majへ。しかしこいつはピカルディの三度でもなければKey:F#=AKey:F#m=Aへ転調するためのドミナントでもなく偽終止で関係のないKey:Bmに転調してイントロからAメロへ。
AメロがKey:Bmなんだけどメロディは♮6thが登場してBドリアンを、伴奏は(メタルのお約束である♭IImajによって)Bフリジアンを使ってる。部分部分にナチュラルマイナー(≒エオリアン)でないマイナーを滑りこませるのはよくあるけれどドリアンとフリジアンを両方とも自然に使いこなしている辺り、非常にテクい。
Bメロは冒頭の「あーのー」D、E(レ、ミ)とKey:Bmの構成音、ギターもパワーコードでB5,C#5とやってるのでBドリアンを保っているように見せかけて、「ひー」でメロディがF(ファ)に行ってなめらかにKey:Dmに転調、その後同じリズムフィギュアで半音上のKey:E♭mに転調。
Bメロ最後、「待ってるの」の「の」がA♭(ラ♭)、コードはD♭5、これはBメロのKey:E♭mの相対音のファのメロディー、と♭VII7のコードにあたるのだけれど、サビのkey:C#mに対する相対音のソのメロディとImのコードにもとれるPivot Chordの役割を持っておりーのでPivot modulationで自然にkey:C#mに転調。


うむ、解説として全然親切じゃないし理論知ってる人でもこんな書き方じゃわからん言われそうだけど自分の中で整理できたのでよし。ちゃんと耳コピしてないし。間奏知らんし。このテクを見習ってサラっと自分で使いこなせるようになりたい。