無力化する

眠気の言いなりになって倒れているともはやなんのやる気もわかず、家のよどんだ空気と暗い部屋で過ごしてくると全てがどうでもよくなり、ただ何もしたくない、簡単な娯楽を享受する以外の能力を全て削がれてしまう。
何もない、何もいらない。
無論正気である自分が見たら、何をバカなことを言っているんだと叩き起こすだろう。だがどちらが正気なのだろうか。などと世迷い事をぬかし始める。
わかってる、明日は上手くやる。