2008.07.19 JAZZ ART せんがわ 2008@調布市せんがわ劇場,仙川アヴェニューホール

最初にCLUB JAZZ 屏風に遭遇する

【CLUB JAZZ 屏風】
CLUB JAZZ 屏風は、「親密」な至近距離音楽を提供します。わずか数人しか聴けない神出鬼没のクラブです。イベント期間中等に仙川周辺に出現します。

木で屏風みたいになっててかがまないと入れない、6,7人で満員の場所で演奏を聴く。目の前に巻上公一さんがいて口琴を演奏。
口琴の価値観が激変した。巻上さんが口琴を使うと冗談抜きで人力テクノ化する。


藤原清登Jump Monk Orchestra
メンバーの半分が毎日顔つき合わせてる人たちなんだけど、あぁ上手いなぁ。。。
あともうビックリするほどメンバーの性格が演奏に出てて笑った。
一番ジャズしてるのにこのイベントの中で一番異色。
師匠はどうかしてました。
しかしせんがわ劇場は音響が微妙だのう…響かないし飽和する。


自由即興(leader巻上公一
一番衝撃的だったのは鼻の辺りにコンデンサーマイクつけてアンプにつないで頭叩いてホーメイしてた人。
自分が演奏してると分からなかったりするけど客で観てると自由即興ってやっぱり面白い。いや、演奏してる人のレベルはかなり高かった。からかもしれない。かなりの曲者揃いだった。


CICALA-MVTAシカラムータ
「チンドン」でくくるにはあまりにも真面目にクレズマーやトルコ音楽に取り組んでいる、けどチンドン。
久しぶりにこういう類のライブ観たなぁ。カッコいいです。太田恵資さんのおちゃらけたボーカル(なんちゃってカッワーリー)がしっかりとした即興力の上でおちゃらけているのでアホなのにスゴい。これに憧れる。
関島岳郎さんのチューバソロでチューバをやめて吹き始めたリコーダーソロが上手い。栗コーダーの歴史を感じる。PA音響的にチューバの響き方はアレでした。
最後のアルバート・アイラー・メドレーは滾った。


明日はボクもちょっと出ます。アヴェニューホールはやたら響きが良かったのでモチベーションが上がってます。チケットも500円ですので是非。