2008.06.01 Abnormal Echo Vol.5 @千駄ヶ谷Loop-Line

0 commentsはほんとスゴかった。10代の鋭さ(僕だってまだ20なんだが)が歯車に噛み合い、しかし30%空回りしているような覇気。未完成故の力強さ。それに尽きる。ギター破壊だとかたどたどしい即興詩(MC)、少年犯罪のことだとか、ベッタベタに青臭いけどやはり突き動かされた。
xicoは自分が演奏側なので客観的に語ろうにも語れんけど、ラップトップの二人が作る世界、枠の中でいかに暴れ、いかに枠を破壊し、再構築するか以外ほぼ何も考えず演奏。
録音を聴き返して思ったのは、例え演奏する楽器がベースからCDJやミキサーに変わっても自分の音に対する気遣いの粗さが変わらないなぁということ。破壊は創造より慎重でなくては。後半の俺の半端っぷりによるダレ具合がひどい。序盤中盤はなかなかよし。
一ノ瀬響+石川高に関しては言わずもがな。笙は不思議の一言で片付けるにはあまりにも不思議で、こりゃどういう周波数なんじゃ。雅楽に疎いので石川さんのプレイヤビリティを比較したりできず勉強不足です。
一ノ瀬さんの音響デザインっぷり、後半の子供の声とピアノというベタだけど(だからこそ)クる展開、さすがです。


Loop-Line記録級の集客でイベントとしても大成功、主催お疲れ様。