「ゔぁ」の一音でアニソンの潮流が変わろうとしている


via.Typo-Giraffe

オートチューン掛けた声が強烈だなー。コレ作ったyasushi.kって人は松前公高さん周辺のテクノポップ系の人らしい。KAOSSILATORのデモムービーとかやってるっぽい。

背景コンビのキャラソンいいぞ、もっとやれ。もっと解体しろ。萌エレクトロニカを突き進めろ。



コレもキてたよなぁ。

↑ここまで公式

Go-Qualia氏の非公式MAD。


とかち未来派、TPTP辺りのとかちMADで「声を楽器、素材の一つとしてみなすテクノ的視点」と「飽くまでもそのキャラに固執して原型を残すオタク的視点」の矛盾、境界線をどんどんバラすようでより強固に(かつ着実に素材寄りにシフト)していく路線というのが本当ここ一年だか最近急激に出てきてコレは何かよくわかんねぇけど本当おもしれぇなーと見ていたんだが、
日下部みさおの「ヴぁ」によってその「素材/キャラ萌え」のせめぎ合いがニコ動の勢いとランティスの悪ノリで境界線はどんどん曖昧になり、その結果今までのアニソンと比べると遥かに抽象的で解体されたエレクトロニカ/ブレイクコア的手法が普通のオタク共の耳を徐々に侵食し始めている。そしてとかち関連は完全にアッパーな典型的オタクテンションであるのに比べて、背景コンビの一連の曲はアッパーな成分が少なくてクール、クールな音が普通のオタク共の耳を徐々に浸食し始めている。という状況が本当に面白い。
一言で言うと「いいぞもっとやれ」



あとこれとは別の潮流として初音ミクという「ボーカル(のようなもの)」が大流行して「歌モノ」の曲がニコ動メイストリームを席巻する中、Vocaloidを「のようなもの(oid)」としてシンセ化して使うという二回ぐらい倒錯した流れも僅かながら存在しているのが興味深い。
Aphex Twinアンビエントワークスの没作品だよって言ったら騙されるよねコレ。