Summit2007

Circuit Unconnection
大島輝之(g)
山田民族(g)
福田亮(el-b)
植村昌弘(ds)
前見たときよりずいぶん格好良い印象(前回がかなりうろ覚えだが)。植村さんの曲が激ムズらしく、5連符(もしくは5/8)に変化するところ、ギターのみのピックアップでギター二人がずっこけたりはしていたものの、アンサンブルは凄い。植村さんは相変わらず恐ろしいまでに正確だし、福田さんもかなり上手い。福田亮てどこのバンドで弾いてるのか全く知らんが、上手い。「死骸となったロック・ミュージックの骨と内蔵を寄り集めたかのようなアンサンブルを聴かすユニット」という煽り文句の通り、これは21世紀のプログレッシヴ・ロックなんじゃなかろうか。PONは聴いたことないけど。


Oshima Teruyuki 'into the black' Ensemble Force003
大島輝之(g)
庄司広光(ossilator)
福田亮(el-b)
植村昌弘(ds)
山本達久(ds)
松本健一(ts,fl)
into the blackの収録曲をこの小編成の別アレンジで。今までCDで鳴ってるサイン波やノイズは全部大友Sachiko組だと思っていたけれどどうも庄司さんっぽい。音(周波数?)選び的に。
CDの方が音はゴージャスなんだけれど(人数、面子的にしゃあない)、また異なった味が。マツケンさんの演奏は生で聴くと強烈。音そのもののパンチは他に強い人がいるけど、マツケンさんはトータルの演奏力が高い、と思う。
逆カラオケのボーカルを流して演奏したりしつつ、最後の曲は轟音にて大円団。
やっぱり大島さんは根底にロックの血が流れていて、土台が辺境オルタナ系のコンセプチュアルな作曲になったような。革新的かつキャッチー、アヴァンポップな辺りが魅力なんじゃなかろうか。


いや、僕に批評はできないんで無理せず「スゴかったです!」とか書けば良かった。