TONE FLAKE vol.3@御茶ノ水Janisイベントスペース

菊地雅晃
大蔵雅彦
大島輝之
千葉広樹


ちょっと遅れて千葉さんのソロ中に到着。


千葉広樹

  • 途中からみた
  • いつものウッドベース+信じられない量のエフェクターの山によるEffective Doseと言うよりはEffective Dopeな音空間。
  • 実にドラッギー。


大島輝之

  • ギターを台の上に置き、小型ミキサー(内部フィードバック?)と合わせての爆音フィードバック・モジュレーションソロ。
  • 耳が痛くて仕方ない高音の爆音。内耳、三半規管の辺りにガンガンクる。
  • 結果、音の遠近感がなくなって音が耳元から聴こえる場合とスピーカーから聴こえる場合の変化があって非常に面白い。
  • 音って面白ぇ!!
  • フィードバックモジュレーションはまだまだ音のフロンティアっすね
  • ギターの上に物を乗せる度に音が変化するのは視覚的にも面白かった


大蔵雅彦

  • 漢の生アルトサックス一本
  • 一言で言うと大蔵節というか、音数の少ない即興
  • 前半はサックスの音
  • 正しいサックスの音と正しくないサックスの音(金属的な響き)が混ざり合う。
  • この非整数倍音がたまらん
  • 後半マウスピースを上からくわえての大蔵吹き(どう説明したらいいのやら)
  • 今まで「空吹きの音だなぁ」と思っていたらちゃんとサックスの運指でスースー音の音程が変化していることに気付く
  • 俄然面白くなる
  • 息の表現力に圧倒されるばかり
  • 空調とエレベーターの音が溶け込む感じも好きです
  • そして帰りの電車で三太Vol.7を読んでいたらその辺りがジャストに書いてあってこれはどう語れば良いのだろう


菊地雅晃

  • ウッドベース+MS-50、デジタルディレイ、KORGのマルチ、ボリュームペダル。いつものセット。
  • ソロをお目にかかるのは多分二度目
  • ベースでの表現可能なありとあらゆる音の組み合わせを
  • ニゾン(親指と小指で完全1度のような短2度のようなフレットレスならではの微妙に音のズレたユニゾン)とか将来俺がやろうと思ってたのに当然のように使われてました。
  • 非開放弦の三音の複音も平然と
  • コントラバスの即興としての水準がかなりハイレベルで唖然
  • 尚且つ変調玉手箱を重ねてくる
  • 普通に良いというか普通に愕然とする演奏