Absolute Begginers

86年に撮られた58年が舞台のジャズで踊る若者達の映画。Amazonの解説で大体のことは書かれちゃってますが。映画としては良い具合に盛り上がってますし良作です。David Bowieも出てるしね!


58年ってことはまだモッズは来てないのか?ビートニク?まぁとにかくイギリスのKidsはTeen Agerとして消費者様として扱われ景気が急激に回復。景気良くアメリカから来た黒人音楽で踊る踊る踊る。彼らは踊れればSoulもR&BもRockabillyもJazzも関係無いねといった具合で踊る。この辺が音楽史的には重要。「俺達はジャズをやる」と言ってMarvin Gaye(R&Bですね)をカヴァーしたWorking Weekが撮影当時86年のクラブジャズ界を引っ張ってたわけです。今も昔もイギリス人は黒人音楽がごった煮。映画の中のごった煮の音楽をやっているのがGil Evans。いい仕事してますね。特にエンディングのラテンアレンジのSo Whatのノーテンキっぷりは最高。もうジャズじゃない。ジャズ(のようなもの)。さぁみんな、ジャズ(のようなもの)で踊ろうぜ!