マリみて

マリモが言ってることが私分かるのなんて抜かすちょっと不思議ちゃんな僕の彼女はある日阿寒湖に行ってマリモ王に会おうと僕を引っ張ってあれよあれよと羽田から女満別そして阿寒湖へ暴走したものの季節は冬なもんで仕方なく二人でワカサギ釣りなんかしてその場で揚げてもらってポッキーゲームをワカサギフライでやったのだがどうにも彼女は尻尾が口に残るのがやりきれないらしくそのまま口移しして阿寒湖の上のキスはワカサギの尻尾の味がしたなんてのも今となっては思い出で僕は3年前の彼女の写真と大きくなったマリモをみて溜め息を。