錆びついて歪んだ顔で

衝動も、カミソリも、何処へ行ってしまったのだろう。
It's better to burn out than to fade away.
そう言ったのはニール・ヤングであり、実際に燃え尽きてしまったのはカート・コバーンである。
how low?という問いが刺さるのだ。今、俺はどれくらい錆びついている?10代は錆びつかない。衝動のやり場に困るだけだ。
20代になって使い道は見つけたが、肝心のそれが少しずつ少しずつ鈍って行くのを感じる。異なる焦燥感を感じるのだ。
たぶん、この焦燥感すら感じなくなったら終わりなのだろうし、これがあるうちはまだ戦えるのだろう。


などということを己の不甲斐なさを感じながら考えていた。