白ムンベース

ドラムンベースはブラックネスのないものばかりになってしまったのだろうか。
イギリスの音楽の魅力の一つに白人黒人の壁の薄さによる自然な馴染み方があると思うのだが、21世紀になってからのUKのクラブミュージック、というか広義のダブステップはいよいよ白と黒のマーブルがなくなってしまったように感じてしまう。
黒さと知性の二つが薄まる。
ポストダブステップにはそれを感じるのだが、かつて21世紀のボサノヴァとまで言われたとか言われてないとかのドラムンベースはどうか。絶対に2拍4拍のオモテでスネアが入ってウネるグルーヴはない。疾走感と重低音が強化されてかつてのグルーヴがない。それとも俺の知らないところでカラスコ鳴ってるジャングルが存在するのか。フラストレーションですよ。マジデ。