西部清掃戦線異常なし

部屋の掃除はいくらやっても劇的な変化がない。全く意味がないわけではないのだが。快適な部屋にはまだまだ辿り着けない。棚、収納器具をどれか一つ潰さないと部屋が狭くなってしまって無理だ。
CDは仕方ないとするなら本か服だ。
押し入れには小学性の頃の図工の作品だの、僕が赤ん坊の頃のアルバムだの、こどもの日に飾っていた金太郎の人形だの、捨てられないか捨てるのに手間のかかるものが溢れ返っている。自分の中では捨ててもいいのだが親や自治体の手続きがいるようなものばかりで、押し入れがデッドであるので収納として機能していない。


そして片付けていると必ずハウスダストの類いで体がかゆくなったり息苦しくなる。ここは居住スペースとしての機能を果たしていない。仮眠スペースのようだ。


これでも僕の部屋は我が家の中で相対的に秩序のとれた片付いている部屋なのだが。
歯車を回す前にいつまでも歯車に挟まった石を取り除いているような気分だ。


それでも前身しているのだと必死に言い聞かせる他ない。選択肢はそれしかないのだから。家ごと燃やすアイデアを除いて。