ブリティッシュ・トラディショナル・6thサウンド

ブルース衝動のないミクソリディアンは濁りのない、澄んだ世界を与えてくれる。だけどそこで重要な立場にあるのは7thじゃなくて6thだと思うんだ。
6thの不思議な響きにいつも惹かれるのだけれど、それがどういう仕組みなのか、どうしたらうまく使えるのか、そこまではわからない。
それも6thが綺麗に響くのは倍音の多いギターやベースだ。ピアノの6thはよくわからない奴だ。ピアノは7thが馴染む。楽器の得手不得手や伝統音楽や感覚の領域なのだろう。きっと。