電気グルーヴ / VITAMIN
- アーティスト: 電気グルーヴ
- 出版社/メーカー: キューンレコード
- 発売日: 1993/12/01
- メディア: CD
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石野卓球がHardfloorのアシッドハウスリバイバルを見てぶったまげてKARATEKAまでのラップハウス路線をやめて「テクノ」へ向かった一枚。国産アシッドの名盤であり電気グルーヴの名盤。
シーケンサーのシャッフルの具合のヒネりとかブレイクだとか細かいところまで本当に良くできてる。卓球だけだとこれは作れないだろ…と思ったらもうこの時期には砂原良徳がいたんですね。富士山がまりん作曲だとは思わなかった。
前半は電気臭のプンプンするアホな歌詞のボーカル曲だけどう聞き過ごしがちな後半のインスト曲の出来も良いのでたまにはB面からかけてみてください。CDだけど。
M-6のStingrayとか完全にLOVEBEATのノリ、M-7 Popcornはシンセ楽曲の定番ですが数あるバージョンのポップコーンの中でも白眉のカバー。これもまりん。
M-8 Shinkansenは16分シャッフルがほどよくグルーヴするコーラス入りインスト、M-9 Snow and Doveはシンセパッドの中でヤオヤのカウベルが鳴り響くチルアウト。こちら卓球。
最後はまりんの打ち込んだN.O.でシメ。
やっぱりこれ名盤だわ。A≧VITAMIN>ORANGE。