ゴージャス宝田 / キャノン先生トばしすぎ 初回限定版

キャノン先生トばしすぎ (XOコミックス)

読者が選ぶ2007年エロマンガランキング1位に入るどころがランキングに入れられないといって番外扱いされるぐらいネット上がキャノン先生で埋まる昨今*1、いかがお過ごしでしょうか。
これね、島本和彦って言うけどね、どちらかといえば裏G戦場ヘヴンズドアじゃね？いやまぁ、どっちでもええねん。ていうかエロ版まんが道やねん。まんが道読んでないねん。異常なまでにアツい幼女エロマンガ家キャノン先生たちの繰り広げるエロを描いたエロマンガです。エロマンガ家エロマンガです。メタエロマンガ。面白いよ。最終話は目頭が熱くなるから。別の汁が出ちゃうから。

初回限定版には作中登場するコミックヒロインを再現した小冊子（広告まで再現！）、登場人物それぞれの作風を再現した漫画が載っているのですが、ある日お兄ちゃんが30000本のチンコになってしまった巨砲キャノンの「30000」と借金のカタに売られた娘が公園のコンクリートに半身埋め込まれる「カベノウタ」は…もう。

ちなみに、本作の初回限定版にはエロマンガ誌であるコミックヒロインの小雑誌付き。凝った構成もさることながら、宝田センセイの生い立ちから同人作品/商業単行本作品照覧に加え、作中に登場する4人のエロマンガ家名義のエロマンガと、RIKI、東雲龍、あ〜る・こが、金平守人、四万十曜太ectectcといった豪華ゲストのマンガ/イラストも拝めるという超充実仕様。朝起きたら兄ちゃんが3万本のチンポになっていたという巨砲キャノン名義の「30000」と、父親の報復に建設中のトイレの壁に肉便器として塗り込められてしまう娘っ子を描いた海乃みるく名義の鬼畜作品「カベノウタ」には唖然としました、どちらもわずか数ページ構成ですが、最初からクライマックスです。

「皆はバレるのが恐いんです 本当は 何よりも大切なことですっ Hなことはっ」

*1:もしかしたら僕の回りだけ局地的にキャノン濃度が高いだけかもしれない