大友良英 / 2台のギターと2台のアンプによるモジュレーション

modulation with 2 electric guitars and 2 amplifiers(2台のギターと2台のアンプによるモジュレーション)

なかなか爆音で聴く機会が得られず、部屋の掃除中に「BGMはコレしかない！！！」ということで。Marantz DA-55（150W×2）の音量メーターがMAXで黄色〜オレンジになるくらいの爆音で聴いてみた。
これは…
二つのギターが延々とピャ〜〜〜っとフィードバックしてる音が40分入ってるだけなんだが、フィードバック音の微妙な音程音色の変化によってタイトル通りモジュレーションが起きる。高音域だったり、低音域になったり、二つの音程によって不協和（というか唸り）が生じたり、それらがドラマティックに展開してゆく。近所迷惑でハラハラしないで聴ければこれはかなり楽しい。
しかし家の最大音量でもライブハウスで聴くギターの爆音には到底適わず、平衡感覚が〜というレベルには至らなかったのでそれこそクラブのサウンドシステムなんかで聴いてみたい。
しかしこれは山本精一氏も「やられた」と言うわ。