0は無限の可能性

ライブ行くと必然的に睡眠時間が減って昨日は5時間睡眠。7時に起きられる確立がコインの表が出る確立と同じくらいの時間。運良く起きる、が当然眠いので朝一で練習部屋をとったあと無人の101(ホール、この大学唯一の無音空間)で寝ようと試みる、と誰かがピアノの練習を始める。俺はフラフラとホワイエ(高校の先輩の一発ギャグに「ホワイエ」ってのがあった)に出て倒れる。ホワイエっつうか廊下だし。ガラスから朝日が差し込む中崩れる俺完全に死体だし。誰かが通り過ぎても気にしなかったけど冷静に考えたらかなり異常な光景なわけで、その人はどう思っただろう。やっぱり落ち着かないし素で死体と思われたら洒落にならんので練習棟に戻り、サックスやドラムが漏れ聞こえるコンクリ部屋で寝る。あまりの眠さに2時間爆睡、寝起きでII限直行。

せんせ「えーじゃあ今週までの課題、マイナーダイアトニックコードのピアノのテストします。じゃあ最初君ね。」
僕「ちょ、俺すか!?今寝起きで心の準備が…!!」せんせ「はいじゃあ真ん中のCのとこに座ってね」
僕「ここですね?(鍵盤に座る)」
せんせ「よし0点だ!!」僕「いやいやいや軽い冗談ですって!真面目にやりますって!」
せんせ「じゃあ、key:Emのメロディックマイナー」
僕「Em7〜♪」
せんせ「0点(正解はEm△7)」
僕「ちょっ!!だから寝起きで意識が!!勘弁してくださいよ!!」
土下座して30分後にもう一回やらせてもらう
せんせ「はいじゃあさっきと同じEmのメロディックマイナー」
僕「Em△7、F#m7b5、G△7#5、A7、B7、C#m7b5〜♪
せんせ「違う。」
僕「えぇと…メロディックはVIm7b5だから…えぇ!?何が違うんですか!?」
せんせ「もういい、戻ってよし。」


ええと、メロディックとハーモニックが頭の中で逆になってまして、不合格食らってから問題を間違えてることに気付くという大失態をやらかし、これは素で凹んだというか音大生として軸がブレているというか、死んだほうがいいよレベルでして。


「あああああああああ!!俺の頭にIntelが入ってれば!!」


そのあとインクのこびりつくホワイトボードを消す小間使いの役を進んでやりましたが、やっぱり0点でした。


「れーえてーんなんてーきーみらーのなんとかー!そーんなことでー!きーみのじんせー!かわりはーしないー!れーてんちゃーんぴおーん!」
ヤケになって忍たま乱太郎0点チャンピオンを熱唱。光GENJIは頭の悪い子ばっかりだから生き残れなかったのであり、その苦い経験によって昨今のジャニーズ、ハロプロの高学歴化が生まれているのだとすると、この歌は非常に皮肉なものだと。やけっぱちのマリアa.k.a.我思うゆえに我あり。