グスコーブドリの伝記、これは初めて読んだけれど、なんと言えば良いのだろうね。農業、飢饉だとか火山だとか宮沢賢治の伝記的作品であり、岩手の農民の苦い体験も伝える…あぁもう。感慨深いです。
猫の事務所やどんぐりと山猫はこう、文学的ナンセンスが冴え渡っててたまりません。一番心躍ったのはきのこがどってこどってこ踊っている場面。これはひたすら楽しい。