僕は人生を途中で投げ出したくて仕方ない。夢も野望もありゃしない。ある晩いきなり心臓の辺りがやられて死んでも何の未練もない。冷蔵庫のプリンもあの漫画の続きも何も気にならない。無責任なガキのようにボードゲームをひっくり返すのだ。思い通りにならないから、そう思い通りにならないから。癇癪持ちの5歳児から何も変わっちゃいない。高すぎる理想と諦めの間で駄々をこねているだけ。自分を客観的に測れない。もういいこんなのいらない。


死にたい奴は死ねばいいと思うよ。


こうして私も死にたい死にたいと連呼しながら死ぬ度胸もない連中の行列に参列するのだ。己を殺めた愚かな少女の方がよっぽどましだわ。