バッタ子さんと俺2

ひょこひょこと跳ね回り、うっかり踏み潰したら嫌だなぁなどと崇高な思索をしているとバッタ子さんは僕の布団に入ってきた。積極的な人だ。バッタだ。バッタ子さんは人間にして26歳。経験豊富でとてもセクシー。すらっとした顔や無駄のない長い足はつい見入ってしまう。バッタ子さんになら…なんて考えていたら掛け布団でトランポリン遊びを始める。お茶目だ。どうやら僕は男として見てもらえていないらしい。ああバッタ子さん。僕は今も心臓が飛び出しそうなのに。