思い付きで書く

津雲一(つくも はじめ)は参っていた。それと言うのも最近何者かにつけられているのだ。津雲はその何者か気配を感じ取ることはできた。だがとうとう今日まで肉眼での確認はできていない。薄気味の悪い、首筋がそわそわするような気配。津雲は落ち着かない日々をここ一ヶ月程過ごしていた。